八ヶ岳の蓼科山へ大河原峠から登山をしに行ってきました!

2016年10月10日

八ヶ岳の蓼科山へ大河原峠から登山をしに行ってきました!

◆ 旅行探検日:2016年7月16日(土)曇り

長野県の八ヶ岳連峰において北八ヶ岳にある蓼科山へ登山をしに行ってきました。
藤沢を4時に出発し旅行探検仲間のてっちゃんを拾い、長野県佐久市にある大河原峠の駐車場に到着したのが7時30分です。そこで2時間ほど仮眠を取り、9時30分から蓼科山へ登山を開始しました。

大河原峠(標高2093m)

早朝の大河原峠駐車場

早朝の大河原峠駐車場

蓼科山山頂へ向けて登山開始

蓼科山山頂へ向けて登山開始

登山開始時は駐車場近くの高さまでガスってましたが、時間が経過するうちに雲の間から日差しが差すようになりました。
登山道は大小さまざまな石が転がりその上を歩きます。前日に雨が降った影響か、途中から登山道に水が流れる所もありました。また、水たまりになった所も多くありました。

前掛山

前掛山の広い尾根を進む

前掛山の尾根を進みます

前掛山で縞枯れ現象がある密林を進みます。

縞枯れ現象

登山開始から約60分でシラビソ等が茂る密林を抜け、佐久市最高地点(標高2380m)を通過しました。ここから前掛山の広い尾根を歩くのですが、登山道は湿地帯のようになっており浅い沼地を倒木が引かれておりその上を歩くようにして進みます。この辺りは枯れていたり、倒れた木々が多くあります。

帰宅後に調べてみると、シラビソなどの針葉樹が枯れたり倒れたりすることにより、遠くから見ると縞模様になっていることから縞枯れ現象というようです。この縞枯れの密林の中を霧が包むとホラー映画にでも出てくるような景色でした。

そして前掛山の尾根を歩くこと約30分で森林が開けた場所に出ると、そのすぐ先が将軍平にある蓼科山荘となっています。

蓼科山荘

蓼科山荘に到着

蓼科山荘に到着

蓼科山荘に到着すると山頂駅方面や蓼科山登山口方面から登ってきた登山者が多くいました。蓼科山荘では挽きたてコーヒーや生ビールが飲めるようです。また山荘前の広場ではオリジナルグッズも販売していました。生ビールを飲みたいのを我慢し、20分程休憩した後いよいよ蓼科山山頂を目指します。

蓼科山山頂へ

蓼科山山頂へは傾斜のキツイ登り坂

蓼科山山頂へは傾斜のキツイ登り坂

蓼科山山頂へは傾斜のキツイ登り坂

大小様々な岩の登り坂が約30分続きます

蓼科山荘から蓼科山山頂へは大小さまざまな岩で引き詰められた急坂を登っていきます。この登りは結構体力を使うのでマイペースで進みました。

蓼科山頂ヒュッテに到着

蓼科山頂ヒュッテに到着

蓼科山荘を出発して約30分で蓼科山頂ヒュッテに到着。そこから少し登ると蓼科山山頂になります。

蓼科山山頂までもうちょっと

蓼科山山頂までもうちょっと

晴れていれば関東や中部の名だたる名山を一望できる360度の大パノラマが広がっているのですが、てっちゃんと登山に行くと天気が曇りになるジンクスを覆すことができず、雲の流れしか見られない風景でした。(涙)

蓼科山山頂

蓼科山山頂(標高2530m)に到着!

蓼科山山頂(標高2530m)に到着!

蓼科山山頂(標高2530m)は平坦で広々としており木が一本も生えていない岩だらけの世界です。この山頂には蓼科神社奥宮や方位盤がありますが、霧が濃くて近づかないと見えない状況でした。

蓼科山山頂の蓼科神社奥宮

蓼科山山頂の蓼科神社奥宮

蓼科山山頂の方位盤

蓼科山山頂の方位盤

蓼科山山頂でお昼ご飯

蓼科山山頂でお昼ご飯

風がしのげる場所を見つけ、そこでお昼を食べました。お昼はビールと担々麺の大盛カップラーメンです。
昼食の支度をしていた時にハプニングが発生しました。ガスコンロを置いた石が不安定で足を乗せたらコンロが倒れお湯をこぼしてしまいました。(汗)
この時、大盛のカップラーメンは水を多く使うので今後は普通サイズのカップラーメンとおにぎりにすることを心に決めました。

下山開始

蓼科山頂ヒュッテで何かの撮影をしていたぞ!

蓼科山頂ヒュッテで何かの撮影をしていたぞ!

登りと同じコースで下山を開始。

下山開始

雲が一瞬晴れて七合目駐車場が見えた!

蓼科山頂ヒュッテから蓼科山荘まで傾斜がきつく、岩が濡れていたので滑りやすいです。他の登山者で何人か滑っていた人がいたので足元注意です!
この下りの30分で太ももの筋肉がパンパンになってしまいました。

前掛山

前掛山で縞枯れ現象がある密林は湿原のようになっていた!

縞枯れ現象がある密林は湿原のようになっていた!

前掛山の尾根で下山時にあらためて登山道の周りを確認してみるとやはり湿原のような沼がありました。

前掛山で縞枯れ現象がある密林を進みます。

前掛山で縞枯れ現象がある密林は湿地帯のようだ!

水深は浅めですが倒木が登山道に引かれてあり、年中足場がぬかるんでいるようです。コケないように注意です!

佐久市最高地点(標高2380m)

佐久市最高地点(標高2380m)

佐久市最高地点(標高2380m)ドアラもいるぞ!

登りの時は登山者が多くいたので立ち寄れませんでしたが、下りの時は誰もいなかったのでドアラと記念撮影をしました。

佐久市最高地点を下ってもぬかるんでるぞ!

佐久市最高地点を下ってもぬかるんでるぞ!

佐久市最高地点を過ぎてもぬかるんでいる登山道が続きます。

大河原峠(標高2093m)

大河原ヒュッテに到着

大河原ヒュッテに到着!

蓼科山山頂から下山を開始してから約100分で大河原峠に到着しましした。駐車場に到着した頃に霧も晴れており、一部青空も見えました。

大河原峠駐車場から見た景色

大河原峠駐車場から見た景色

感想

本来なら7/17に横岳に登る予定だったのですが、私の持病のせいで横岳を断念し、また本日も大河原峠から双子山、双子池への登山となるはずだったのですが、急きょ蓼科山に登ることとなりました。蓼科山への登山は計画外だったため下調べもせずに登ってしまい、帰宅後に確認してみると技術・体力ともに中級者レベルの山だったことを知りました。今後も急きょ予定を変更したりすることがあると思うので、今後は周りの登山情報を調べるようにします。(反省)
それにしてもてっちゃんとの旅行探検は曇りの日が多いです…

蓼科山登山情報

登山日 2016年7月16日(土)
コース 大河原峠駐車場 ⇒ 蓼科山荘 ⇒ 蓼科山頂ヒュッテ ⇒ 蓼科山山頂 ⇒ 蓼科山頂ヒュッテ ⇒ 蓼科山荘 ⇒ 大河原峠駐車場
歩行時間 約8時間(休憩・ケーブルカー乗車含)
各所有時間 4:00 藤沢出発

7:30 大河原峠駐車場 到着

9:30 大河原峠駐車場 出発

10:50 蓼科山荘 到着

11:10 蓼科山荘 出発

11:41 蓼科山頂ヒュッテ 到着

11:45 蓼科山山頂(2530m) 到着

↓ お昼

13:38 蓼科山山頂 出発(下山開始)

14:03 蓼科山荘 到着

14:24 佐久市最高地点通過(2380m)

15:14 大河原峠駐車場 到着

標高差 登り:437m、下り:437m
登山レベル 中級:体力★★ 技術★★